
あなたはどんど焼きをご存知ですか。「どんど焼き」とは、小正月(こしょうがつ)に行われる火祭り行事です。数年前にどんど焼きをしている神社を探したところ、東浦町の入海神社が見つかりました。子供と一緒に行きたいため、土・日曜日に開催される神社を探し続けてやっとたどり着いた入海神社。1月第2日曜日開催です。
目次
入海神社の場所

入海神社の由緒/むかし日本武尊が東征の折、当地の穂積忍山宿禰は水軍を結成し、娘であった弟橘比売命を日本武尊に同行させたという。そしてその旅路の途中、荒天に遭った際に全軍の安泰を祈り、弟橘比売命は海に身を投げ入れたと言われている。 その後弟橘比売命の櫛がこの地の紅葉川の辺りに流れつき、この櫛を祀ったことことに始まると伝えられている。
入海神社との出会い
数年前どんど焼きがある神社を探したところ近場で見つける事ができませんでした。「どんど焼き」とは、小正月(こしょうがつ)に行われる火祭り行事です。小正月とは、大正月といわれる1月1日に対比して、1月15日のことを指します。そのため、毎年曜日が固定されていません。子供と一緒に行くことを前提に考えている為、土・日曜日に開催される神社を探し続けました。そしてたどり着いたのが東浦町の入海神社。1月15日に固定されず、1月第2日曜日開催。すぐに東浦町役場へ電話で問い合わせをしました。その節は、丁寧な対応をして頂きありがとうございます。そこからこちらの神社に通い続けています。
今年は密になるイベントは開催されないのかも、という不安もあり、またまた東浦役場に電話で確認。開催という言葉を聞き、ありがたい気持ちでいっぱいになりました。当日は9時前に神社へ到着。ご近所の方の姿がちらほら見えます。
どんど焼きに持参するもの

どんど焼きでは、門松やしめ縄などの正月飾りや、前年のお守り、お札、熊手などを燃やすのが一般的です。そして小学生冬休みの定番宿題、書初めも持参。冬休み中練習した習字をまとめて、紙袋にいれてきました。何枚練習した事でしょうか。全集中ができない娘。そして毛筆の難しさを痛感した親子。

階段を上りきると、神主さんと関係者の方の姿が見えます。8時30分過ぎから安全を願う儀式が始まっています。

9時近くになりますと参拝者の姿が増え、みなさん儀式の様子を見守っています。

当日お越し頂けない方の為に、正月の神事用品をいれる箱も用意されていました。

毎年沢山の男性がこのどんど焼きに関わり、お手伝いをされています。火の管理は大変な作業です。ありがとうございます。さあ、いよいよ着火へ。

あっという間に火が大きくなりました。火が安定したところで、もって来た紙袋を娘が投げ入れました。(関係者に声をかけてから投入。)

習字が燃え、灰になり高く昇ります。どんど焼きの灰を家の周囲に撒くと魔除けになり、また、体に浴びると無病息災といわれていますので、灰を沢山浴びました。1月の大事なイベントを終えた後は、すがすがしい気持ちになります。来年こそは、習字で金賞を取って下さいね~。


翌日の鏡開きは年神様の力が宿った鏡餅を頂きます。無病息災・祈願成就などの御利益を授けてもらい、1年を幸せに過ごすことができますように。そして、皆様に良い年が訪れますよう心よりお祈り申し上げます。

このコラムの筆者
桜コンサルタントのホームページにて、安城市・知立市・高浜市の物件を担当しています。家・家具・雑貨大好き。
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